第191章

花岡邦也も、龍血草を取り戻すのがどれほど難しいかは痛いほど分かっていた。だからこそ、重い口を開く。

「すでに藤原家には人を出して交渉させました。しかし向こうは『龍血草など買っていない』の一点張りでして……。工藤さん、ご安心ください。できる限り手は尽くします」

工藤達央は、最初から大きな期待などしていなかった。

龍血草がいったん藤原家の手に渡った以上、取り返せるはずがない。花岡邦也が自ら乗り込んで頭を下げようが、結果は同じだ。

だから工藤達央は、花岡邦也に頼るのをやめた。

自分で手に入れる。

誰の手にあるかが分かったのなら、話は早い。

藤原家を潰せば、龍血草は手に入る。

もとも...

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